冨安の顔踏みつけ被害もランクイン プレミアリーグ「2021年のワーストVAR判定ランキング」を英選定

1位はWBAのFWディアニェの得点がオフサイドで認められず

 ランキング1位は昨シーズン(2020-21シーズン)のプレミアリーグ第31節、当時日本代表MF南野拓実が所属していたサウサンプトンとウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)が対戦した試合で、WBAのセネガル代表FWセネガル代表FWエンバイェ・ディアニェの得点がオフサイドとして認められなかった事例となった。

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 リプレー映像で見ると、ボールを押し込んだディアニェのいたポジションはオンサイドで、そのすぐ横にいたDFカイル・バートリーがオフサイドポジションだったように見える。

 VARの映像チェックではサウサンプトンの最終ラインとなるDFヤニク・ヴェスターゴーアの足を基準にオフサイドラインを引いて確認が行われたが、ペナルティーエリア内で選手同士の距離が近く、カメラの映像ではバートリーがブラインドになる格好でディアニェの身体の一部が隠れてしまっているため、決定的な根拠となり得るラインを引くことができなかったという。当時、英衛星放送「スカイ・スポーツ」でも「今季最も分かりにくいVARでの判定?」と報じられて話題となった。

「2021年のワーストVAR判定ランキング」は以下のとおり。

8位 マリオ・レミナ(フルハム対トッテナム/2021年3月4日)
7位 ヤニク・ヴェスターゴーア(ブライトン対レスター・シティ/2021年9月19日)
6位 ベン・ゴッドフリー(エバートン対アーセナル/2021年12月6日)
5位 ハリー・ケイン(トッテナム対リバプール/2021年12月19日)
4位 ヤン・ベドナレク(マンチェスター・U対サウサンプトン/2021年2月2日)
3位 ライアン・フレイザー(ニューカッスル対レスター・シティ/2021年12月19日)
2位 フィル・フォーデン(マンチェスター・C対サウサンプトン/2021年3月10日)
1位 エンバイェ・ディアニェ(ウェストブロム対サウサンプトン/2021年4月12日)

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