ミラン、レスター振られた! 18クラブ争奪戦の“天才ドリブラー”ベン・アルファがPSG移籍発表

昨季17得点の大復活喜びの言葉「PSGは心のクラブ」

 大復活を果たした“天才ドリブラー”は、母国フランスのチャンピオンクラブへの移籍を選んだ。フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は1日、18クラブの争奪戦を制し、ニースFWハテム・ベン・アルファの加入を正式に発表した。契約期間は2年となる。

 プレミアリーグでプレーしていた時は故障などで燻っていたベン・アルファは、昨夏にリーグアンのニースに加入。そこでリーグ戦34試合で17得点を記録した。

 レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマらとともに、1987年生まれの「フランス黄金世代」と呼ばれた逸材は完全復活を果たした。ニースと契約満了となったため、移籍金ゼロで獲得できる実力者に対して、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティやFW本田圭佑の所属するACミラン、MF清武弘嗣が移籍したセビージャなど欧州18クラブが争奪戦を繰り広げていると自ら明かしていた。しかし、ベン・アルファはフランスの首都パリのチームに対する愛着を、クラブ公式サイトを通じて表明している。

「クラブのオフィスで契約書にサインした時は誇りに思いました。PSGは僕の心の中に常にあったクラブであり、自分のベストをパルク・デ・プランス(本拠地)で表現するのは子どもの頃からの夢でした。自分の良さを出して、サポーターにアピールしたいと思います。また、ニースのクラブにも感謝したいと思っています」

 

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