PAOK退団の香川は「カムバックできるのか」 ドイツメディアが展望「32歳の彼はまだ終わっていない」

ギリシャのPAOKを退団したMF香川真司【写真:Getty Images】
ギリシャのPAOKを退団したMF香川真司【写真:Getty Images】

12月19日に双方合意のうえでPAOKと契約解除

 元日本代表MF香川真司は、ギリシャ1部PAOKサロニカと12月19日に双方同意のうえで契約解除することが発表された。かつてドイツ1部ドルトムントで活躍した香川について、ドイツメディア「derwesten」では「カムバックできるのか」とレポートしている。

 香川は今年1月にギリシャへ渡ったが、負傷がちで公式戦12試合の出場にとどまっていた。記事では「ギリシャのクラブでも、彼は控え選手以上の役割を果たすことができていない。契約後、12試合にしか出場していない。報じられているように、香川の契約解除が決定した」と厳しい現状に触れている。

「かつてドルトムントでファンに愛された。彼は偉大な実績を残した。2012年に二冠を達成してドルトムントを退団したが、それ以来、本当に調子が出ない。彼は今、カムバックできるのだろうか。2010年にそれまで無名だった日本人選手がドルトムントにバーゲンプライスでやってきた。少なくとも今は、香川真司という人物の存在が認識されているだろう。この軽快なミッドフィルダーは、ドルトムントで大活躍した」

 一方で、根底にはドイツで活躍した香川の復活を期待する部分があるようだ。記事では、「しかし、32歳の彼はまだ終わっていない。日本のセレッソ大阪が獲得に興味を示しているという。香川にとっては、華々しい復帰となるだろう。そこで彼はプロになり、ヨーロッパに渡ったのだ」と、古巣復帰説が浮上していることにも触れた。

 ドルトムントでの活躍だけでなく、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)では日本代表の「10番」も背負っていたアタッカーは復活できるのか。ドイツからもその動向には注目がされているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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