モーニング娘。’21横山玲奈の私的「〇〇ベストイレブン」 実力と面白さを兼ね備えた顔ぶれは?

横山玲奈さんは川崎の小林、家長、登里の面白さを「天才的」と表現【写真:高橋 学】
横山玲奈さんは川崎の小林、家長、登里の面白さを「天才的」と表現【写真:高橋 学】

千葉和彦の面白さは「一番」、“パワー系スタイル”の鄭大世とは「お話してみたい」

 名古屋の吉田豊選手はレフェリーにパスをしてしまったり、相手選手の上に乗っかってしまったり、試合中の“ほっこり”が多い印象です(笑)。真剣にやっているがゆえのアクシデントで、ほんわかするようなエピソードが多いので、試合中もつい目で追ってしまいます。

 もう1人、欠かせないのが千葉和彦選手。彼がいるチームは絶対に面白くなります(笑)。中心選手にして盛り上げ担当で、サッカーの実力と周囲を笑顔にする才能を兼ね備えていて凄いなと思います。私もアイドルとして可愛くいたいんですけど、芸人さんが好きなので、面白くいたい日もあって、よく葛藤するんです(笑)。千葉選手は面白さで一番かもしれません。絶対にいい人だし、本当に微笑ましいです。

 あと私、川崎フロンターレの選手の面白さも大好きなんです。家長(昭博)選手、登里(享平)選手、小林悠選手と、率先してチームを盛り上げてくれる年上組はもう天才的。家長選手はクールかつダンディーな雰囲気を漂わせているのにモノマネをしたり、芸人さんのギャグをしたり、『そんなこともできるの!』って(笑)。それを引き出してくださっているのが登里選手で、小林悠選手は自ら率先してやっている印象。このチームワークはもうたまらないです。新しく入ってきた選手も馴染みやすいんだろうなと思います。

 攻撃的な選手では、シント=トロイデンの林大地選手がまた違った雰囲気があります。林選手が在籍していた時、そこにはサガン鳥栖独自の世界観を感じました。魅力的なチームだなと思ったなかで、先陣を切っていたのが林選手で、面白いことを率先してやれるのも才能だなと思いました。ガツガツしたファイタータイプで、しかもかっこいい。ギャップという意味でも素敵です。

 11人目は、FC町田ゼルビアの鄭大世選手です。笑ってくれなかったら何回でもやって、意地でも笑わせるようなパワー系スタイルで、私の中でクリーンヒットなんです(笑)。人の良さがにじみ出るなかで、誰も傷つけない面白さ。一番お話してみたい選手です。

 それにしても、みなさん面白くて、サッカーでカッコいいところも観れるんですから、神様は不平等ですね(笑)。

【モーニング娘。’21 横山玲奈さんが選出 “面白いサッカー選手”11人】
<DF>
森脇良太(京都→未定)
槙野智章(浦和→未定)
千葉和彦(新潟)
吉田 豊(名古屋)
橋岡大樹(シント=トロイデン/ベルギー)
登里享平(川崎)

<MF>
家長昭博(川崎)
明本考浩(浦和)

<FW>
林 大地(シント=トロイデン/ベルギー)
小林 悠(川崎)
鄭 大世(町田)

[プロフィール]
横山玲奈(よこやま・れいな)/2001年2月22日生まれ、埼玉県出身。2016年12月、モーニング娘。13期メンバーとして加入。ジャズダンスで培ったキレのあるパフォーマンスはグループ屈指。サッカー好き一家に育ち、浦和レッズのホームゲームに足しげく通うほどの熱烈なサポーターとなる。2021年10月、WEリーグに所属する三菱重工浦和レッズレディースの応援アンバサダーに就任した。モーニング娘。’21は12月8日に通算70枚目となるNEWシングル「Teenage Solution/よしよししてほしいの/ビートの惑星」をリリース。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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