アーセナル冨安、相手陣内パス数でチームトップ 4バックの地上戦勝率「100%」と攻守に貢献

ウェストハム戦にフル出場したDF冨安健洋【写真:Getty Images】
ウェストハム戦にフル出場したDF冨安健洋【写真:Getty Images】

ウェストハム戦に右サイドバックでフル出場、冨安が攻守両面で質の高いパフォーマンス

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間12月15日のプレミアリーグ第17節ウェストハム戦に右サイドバックとしてフル出場し、2-0の勝利に貢献した。この試合で冨安を含むアーセナルの4バックは地上戦勝率100%を記録。また、冨安はファイナルサードでのパス成功数がチームトップを記録するなど攻守両面で質の高いパフォーマンスを披露し、勝利に貢献した。

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 アーセナルは後半3分にスタメン出場のFWガブリエウ・マルティネッリのゴールで先制。同42分には冨安のボール奪取を起点にカウンターを発動し、MFエミール・スミス・ロウが左足のシュートで追加点を奪った。退場者を1人出して10人のウェストハムを退け、暫定4位に浮上した。

 プレミアリーグに関するスタッツを紹介するツイッターアカウント「EPL Stastman」がこの試合におけるアーセナルの守備陣と冨安に関する出色の出来を伝えている。

 まずスタメン出場した冨安、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、キーラン・ティアニーの4バックは、この試合で地上でのデュエル勝率100%を記録(SofaScore参照)。冨安が5回、ティアニーが3回、ホワイトとガブリエウが2回デュエルに勝利したという。いずれの選手も1対1で無類の強さを発揮した。

 さらに冨安に関しては、ファイナルサードでのパス成功数が23本でチーム最多を記録(Stats Zone参照)。ソリッドな守備での貢献が評価されていた冨安だったが、相手陣内でのパスに関しても質の高いパフォーマンスを披露していたようだ。同アカウントは「なんて新戦力だ」と22歳の日本代表DFを絶賛していた。

 2連勝で暫定4位に浮上したアーセナル。FWブカヨ・サカやスミス・ロウを中心とした攻撃陣が注目される一方で、抜群の安定感を誇るディフェンス陣の活躍も見逃せない。

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