「ベッド持ち上げてます」 なでしこ猶本光、創意工夫の“ホテル隔離中”ショット公開

浦和レッズレッズレディースに所属するなでしこジャパンMF猶本光【写真:Getty Images】
浦和レッズレッズレディースに所属するなでしこジャパンMF猶本光【写真:Getty Images】

なでしこジャパンがオランダ遠征、帰国後にオミクロン株対応で14日間の待機

 日本初の女子プロサッカー「WEリーグ」の三菱重工浦和レッズレディースに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)MF猶本光が、自身の公式SNSを更新。ホテル隔離ショットを公開し、反響を呼んでいる。

 猶本は池田太監督新体制で行った初の海外遠征でなでしこジャパンメンバーに選出。11月22日からオランダ遠征を行い、同26日のアイスランド戦(0-2)で先発出場した一方、同30日のオランダ戦(0-0)は出番なしに終わった。

 代表チームは12月1日に帰国。日本政府が定める新型コロナウイルスのオミクロン株への対応の一環として、なでしこジャパンのスタッフ・選手は帰国後14日間の待機(空港検疫所定のホテルにて6日間の隔離、7日目以降は自宅又は事前に手配した宿泊施設にて14日目まで待機)が求められることになった。WEリーグでは全クラブの公平性を担保する観点から、今月4日と5日に開催が予定されていたリーグ第11節の全5試合延期が決まっている。

 そんななか、猶本が12月5日に自身のインスタグラムを更新。「トレーニングスペース 重い物がないので、ベッド持ち上げてます 逆立ちして腕立てしたり、狭いスペースでもできるトレーニングを工夫してやってます! あと数日頑張りまーす。 #ベッドリフト #本気で立ち幅跳びしたら壁にぶつかる #埃注意 #騒音注意 #差し入れはダンベルで」と記し、隔離中のホテル室内で撮影した写真をアップした。

 床にはタオルが敷かれ、その上にはダンベルが置かれており、簡易的なトレーニングスペースを作ったようだ。「もう少しの辛抱です」「工夫して頑張って」「隔離期間ガンバです!」「こんな経験なかなかできませんよ」などのコメントが寄せられている。

 なでしこジャパンは来年1月に女子アジアカップに臨む。同21日の第1戦ミャンマー戦を皮切りに、同24日の第2戦ベトナム戦、同27日の第3戦韓国戦と続く。勝ち上がれば同30日に準々決勝、2月3日に準決勝、同6日に決勝を戦う。本大会開催国のオーストラリアを除く成績上位5か国が23年の女子ワールドカップ出場権を獲得するなか、猶本の活躍が見られるだろうか。

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