“FKの名手”4人のデータを比較 C・ロナウド、メッシ、パイェ、ベイルのうち成功率1位は…

パイェは驚異的な枠内シュート率を誇る

 FKでの総得点数でロナウドを上回ったのは、現在コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)に参戦中のメッシ。232本のトライで、18得点を決めている。枠内シュート率も32.3%でロナウドを上回ったが、成功率はロナウドに劣る7.8%だった。

 デビューから数年はFKキッカーを務めることはなかったが、今ではすっかりFKの世界的名手となったメッシ。南米選手権でも21日に行われたアメリカとの準決勝で、ゴールまで約25メートルの位置から鋭いカーブのかかったFKをゴール右隅に蹴り込むスーパーゴールを決めていた。

 今季のマルセイユからウェストハムに移籍してブレークを遂げたパイェは、他の3人に比べて実績は乏しいものの、63本のシュートで4得点、成功率6.3%という高い精度を誇る。さらに枠内シュート率も46%を記録し、おおよそ2本蹴れば1本は枠を捉える驚異的な確率となっている。EURO開幕戦のルーマニア戦では試合終盤に強烈なミドルシュートで決勝点を奪い、チームを勝利に導き涙したことが話題となった。続くアルバニア戦でも得点を決め、一躍フランスの救世主として注目の存在となっている。

 

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