「負けたらアルゼンチンに帰ってくるな!」 コパ決勝目前のメッシ軍団にマラドーナが非情エール

3大会連続の決勝戦で必勝を厳命

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝進出を果たしたアルゼンチン代表に、伝説の英雄ディエゴ・マラドーナ氏が強烈なエールを送った。「もし決勝戦に勝てなかったら、国に帰ってくるな」と非情な檄を飛ばしている。

 FIFAランキング首位で今大会の開幕を迎えたアルゼンチンは、準決勝までの5試合を全勝で勝ち抜いてきた。特にエースFWリオネル・メッシ(バルセロナ)はグループステージ第2戦パナマ戦で出場わずか26分間でハットトリックを達成し、アメリカとの準決勝では驚愕の直接FK弾を決め、ガブリエル・バティストゥータ氏の保持していた同国代表通算最多ゴール数を「55」に更新するなど、圧倒的な力を見せている。

 そんな絶好調のチームだからこそ、タイトル獲得は絶対条件だとマラドーナ氏は見ている模様だ。自身が「神の手ゴール」と「5人抜きシュート」を決めた1986年メキシコ・ワールドカップ(W杯)のイングランド戦から30周年という節目ということもあり、アルゼンチンのテレビ局「C5N」のインタビューに答えた。

 「それは夢のゴールだったね」と伝説の一撃を振り返って得意満面になったのか、現在のアルゼンチン代表について問われると「もちろん優勝すると思っているぞ」と語ると同時に、こうメッセージを発信したという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング