「自分が成長した姿を見せたい」 浦和若手MFが語った”先輩から学んだコト”

2-1の勝利を収めた浦和レッズ【写真:Getty Images】
2-1の勝利を収めた浦和レッズ【写真:Getty Images】

伊藤は全く同じ経歴の宇賀神に感謝

 浦和レッズはここ1週間で、タイトル獲得の歴史も知る3人のベテランが今季限りでチームを離れると発表した。そのなかで迎えた11月20日のJ1リーグ第36節、横浜F・マリノス戦では、次世代を担う選手たちの奮起もあって2-1の勝利を収めた。

 浦和は主将の元日本代表MF阿部勇樹が今季限りで現役を引退。さらに、同DF槙野智章と同DF宇賀神友弥は今季限りで契約満了により退団することが決まり、国際Aマッチウィークの間に発表されたニュースは浦和の世代交代を強く印象付けた。そうしたなかで迎えた横浜FM戦で、阿部は登録メンバーに入らず、槙野と宇賀神もベンチスタートだった。

 それでも浦和は中盤でMF関根貴大とMF伊藤敦樹がインサイドハーフとして奮闘。左サイドでは今季に中央大から加入したMF大久保智明が鋭い動きを見せた。そして、前半に大久保が獲得したフリーキックから伊藤がJ1初ゴール。後半には自陣から伊藤が持ち運び、FW江坂任とのパス交換に長い距離を走ってフォローしてきた関根が絡んでパス。そして、伊藤のラストパスをMF田中達也が押し込んで貴重な追加点になった。

 伊藤は浦和ユースからトップ昇格が叶わず、流通経済大に進学して今季に大卒プレーヤーとして浦和に戻ってきた。このキャリアは、宇賀神と全く同じ経歴だった。浦和において、下部組織出身者が大学経由でトップチームに戻った先駆者が宇賀神だっただけに、伊藤はその存在の大きさを語っている。

「大学に入った時点でウガさんはもうレッズで活躍されていて、目標としていた選手の1人だし、そういう道もあるんだと示してくれた。その同じ道をたどることができて、戻って来られたことは、ウガさんが道を切り開いてくれたのが大きかった。ピッチ内外で多くの声を掛けてもらっているし、本当に素晴らしい人なので、残りはリーグ2試合と天皇杯2試合しかないですが、感謝の気持ちとか自分が成長した姿を見せたいし、ウガさんと一緒に喜びたい」

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