「鬼のようにドリブルしてた」 元日本代表FW、三笘薫の”衝撃デビュー”に脱帽

元日本代表FW播戸竜二氏がW杯最終予選「日本×オマーン」を速報分析
元日本代表FW播戸竜二氏がW杯最終予選「日本×オマーン」を速報分析

元日本代表FW播戸竜二が公式YouTubeチャンネルでオマーン戦を振り返って分析

 元日本代表FWで、現在はサッカー解説者として活躍する播戸竜二氏は、公式YouTubeチャンネル「播戸竜二のおばんざい屋」で、11月16日に敵地で行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節オマーン戦(1-0)を振り返り、自身の目線から試合のMVPを選出している。

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 前半にポゼッション率64%とボールを握った日本だったが、前半23分にDF長友佑都(FC東京)のクロスをMF伊東純也(ヘンク)がファーサイドで仕留め損ねるなど、スコアレスで折り返す。

 勝ち点3が欲しい森保一監督は、ハーフタイムにMF柴崎岳(レガネス)に代わってA代表初選出の三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)を投入。4-2-3-1の左サイドに入った三笘はドリブル突破を仕掛け、次々とチャンスを創出していく。

 FW古橋亨梧(セルティック)も投入して攻める日本は後半36分、途中出場のDF中山雄太(ズウォレ)の縦パスに反応した三笘がペナルティーエリア内で倒れ込みながら中央へクロス。これを伊東が押し込み、日本が敵地で欲しかった1点を挙げた。このリードを守り切ってオマーンを1-0で下し、オーストラリアを抜いてグループ2位に浮上した。

 播戸氏は、まずはスタメンの入れ替わりを振り返りながら、「まず勝ち点3を取ったということが一番素晴らしいことですよ!」「選手だった人なら分かると思うけど、ベトナム戦からすぐ移動して、コンディションの悪い中で選手たちは勝ったんです」と日本の勝利を祝福。「前半0-0は危なかった」「前半(日本代表の)選手たちに距離があったように見えるが、それはオマーンの組織的な守備が良かったから」とボードを使用しながら選手とボールの動きを解説し、「(日本代表は前半戦)パスの落とすところで距離が遠かった。1人1人でサッカーをやっていたのが前半」と分かりやすく前半を分析した。

 その後、後半の森保監督の采配として「三苫薫にチェンジし、彼が素晴らしかった」と評価。「間違いなく三苫薫がMVP。何が良かったか。ドリブルに尽きる。鬼のようにドリブルしていたからね。守りようがない」と、孤立していたパスが三苫のドリブルによってつながり、オマーンの組織的な守備を崩すことができたと絶賛した。

 最新回では、来年1月27日の第7節中国戦、2月1日の第8節サウジアラビア戦について、「国民みんなで応援しよう」と、一致団結しての応援を呼び掛けていた。

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