「伊東くんごめんだけど、今日は三笘」 セルジオ越後氏、A代表初アシストの活躍称賛

日本代表MF三笘薫【写真:Getty Images】
日本代表MF三笘薫【写真:Getty Images】

後半36分、三笘のクロスに反応した伊東が決勝ゴール

 サッカー解説者のセルジオ越後氏が、自身のYouTubeチャンネル「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」で、松木安太郎氏とともにカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節オマーン戦の生解説を実施。A代表デビュー戦で決勝ゴールをアシストしたMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)に「ありがとう」と感謝の言葉を述べた。

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 日本はカタールW杯アジア最終予選初戦、ホームで敗れたオマーンと今度は敵地で対戦。10月12日の第4節オーストラリア戦(1-0)、第5節ベトナム戦(1-0)で採用した4-3-3を継続採用し、前節から累積警告による出場停止のMF守田英正(サンタ・クララ)に代わってMF柴崎岳(レガネス)を起用した。

 日本は前半にポゼッション率60%を超え、同15分にMF伊東純也(ヘンク)のクロスからFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)がヘッド、同23分にはDF長友佑都(FC東京)の折り返しからファーサイドで伊東がダイレクトシュートを狙うもゴールならず。その後は拮抗した展開が続き、前半をスコアレスドローで折り返した。

 勝ち点3が欲しい森保一監督は、ハーフタイムに柴崎に代わってA代表初選出の三笘を投入。4-2-3-1の左サイドに入った三笘はファーストプレーでドリブル突破を仕掛け、後半4分にはサイドからの攻撃でゴール前のチャンスを創出していく。

 FW古橋亨梧(セルティック)も投入して攻める日本は後半36分、DF中山雄太(ズウォレ)の縦パスに反応した三笘がペナルティーエリア内で倒れ込みながら中央へクロス。これを伊東が押し込み、日本が敵地で欲しかった1点を挙げた。

 この1点を守り切った日本が1-0でオマーンを下し、グループ2位に浮上。越後氏は試合終了直後、「あー年越せる。三笘、ありがとう」と安堵の表情を浮かべ、「明日の(新聞の)一面は誰か。伊東くんごめんだけど、今日は三笘だよ」と殊勲のアタッカーを称えていた。

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