レアルがモラタの復帰発表! 37億円でユーベから買い戻しも倍額でプレミア強豪に転売浮上

放出時の買い戻しオプション行使も、77億円でチェルシーかアーセナルに売却か

 レアル・マドリードが2014年にユベントスへ放出していたスペイン代表FWアルバロ・モラタの買い戻しオプションを行使し、獲得したことを正式発表した。スペイン紙「マルカ」によれば、買い戻し金額は3200万ユーロ(約37億円)と伝えられている。

 モラタ復帰はクラブの公式サイトで正式に発表された。モラタはレアルに再加入の形となり、公式サイトでは「ジネディーヌ・ジダン監督率いるファーストチームのプレシーズントレーニングに加わる」とされている。

 ただし、モラタに関してはその去就が不透明な状況となっている。プレミアリーグのチェルシー、アーセナルが興味を示しており、レアルは買い戻した金額3200万ユーロよりも高値で転売するために買い戻したともレポートされている。英メディアでは、モラタの移籍金は5000万ポンド(約77億円)に上ると予測されているため、レアルはモラタの売却で大きな利益を手にすることになりそうだ。

 レアルではなかなか出番を得られなかったモラタだが、ユベントスでの活躍で株を上げ、スペイン代表にも定着。現在開催中の欧州選手権でも、グループステージ第2戦のトルコ戦で2得点を挙げ、第3戦のクロアチア戦でも先制点を決めるなど躍動している。

 古巣復帰を果たしたスペイン代表の新エースだが、レアルにはギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドという「BBC」と呼ばれる看板3トップが君臨し、ベンゼマが移籍しない限り、モラタは先発での出場が困難とされている。“白い巨人”に残るのか、それともプレミア移籍か。今後もモラタの動向に注目が集まりそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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