“戦術マニア”がイタリア初上陸! ラツィオがビエルサ招聘で合意と伊紙報じる

復活を狙うラツィオが1年契約で合意 年俸は3億4000万円

 稀代の戦術マニアが、戦術大国とも言われるイタリア上陸を果たす。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、イタリアの強豪ラツィオが来季の監督としてマルセロ・ビエルサ氏と合意したと報じている。

 同紙によると、クラブとビエルサ氏は年俸280万ユーロ(約3億4000万円)の1年契約で合意し、正式契約を残すのみだという。契約年数については、クラブ側が2年契約を提示したが、ビエルサ氏が1年契約を希望した結果だとしている。今季は開幕直後にフランスの名門オリンピック・マルセイユの監督を辞任していたが、新天地はイタリアの首都ローマとなった。

 ビエルサ氏はアルゼンチン代表やチリ代表を率いた“戦術マニア”として知られ、「サッカーの戦術は28種類に分けられる」という持論も語っている。最終ラインは3バックと4バックを併用し、中盤の構成も試合状況によって変化する。ゲームの中で3回、4回とシステム変更をすることも珍しくない。近年では2010年南アフリカ・ワールドカップで、1962年大会以来、本大会で1勝もしていなかったチリ代表を率いてベスト16まで躍進させた実績を持つ。

 

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