「感情的に高ぶる部分もあった」 柴崎岳、思わず飛び出した“代表戦ガッツポーズ”を回想

日本代表MF柴崎岳【写真:Yukihito Taguchi】
日本代表MF柴崎岳【写真:Yukihito Taguchi】

オーストラリア戦で途中出場、直後に生まれた決勝ゴールに感情爆発

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の11月アウェー2連戦(11日ベトナム戦、16日オマーン戦)に向けたオンライン会見に出席したMF柴崎岳(レガネス)は、思わず飛び出した感情爆発のガッツポーズについて振り返っている。

 10月7日のサウジアラビア戦(0-1)では、柴崎のバックパスがずれた相手に持ち込まれ、そのまま決勝ゴールを奪われた。続く12日のオーストラリア戦で柴崎はベンチスタートとなり、1-1で迎えた後半40分から途中出場。直後の同41分、DF吉田麻也の正確なフィードからFW浅野拓磨が絶妙なトラップを見せ、強引にシュートを放つ。相手GKに一度防がれるも、右ポストに当たったボールのこぼれ球からオウンゴールが生まれた。

 次の瞬間、一斉にガッツポーズを見せる日本の選手たち。その中の1人が柴崎だ。ゴールの瞬間について「あの時間で引き分けていてのゴールだったので。感情的にはそういった高ぶる部分もあったし、無意識で何をしていたか僕は分からない」と語る。

 普段、冷静沈着なプレーを続ける柴崎の感情がほとばしり、反射的に飛び出したガッツポーズだった。感情の高まりも束の間、「時間もまだあったので、その後はクローズすることだけ考えた」と勝利に貢献している。

 日本はここまで2勝2敗の4位と苦戦が続く。11月シリーズを連勝で乗り切り、柴崎のガッツポーズが再び見られるだろうか。

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