復活ゴールの中島翔哉、 両チーム“トップ”採点 「最高のパフォーマンス」海外称賛

ポルティモネンセMF中島翔哉(※写真は前回在籍時)【写真:Getty Images】
ポルティモネンセMF中島翔哉(※写真は前回在籍時)【写真:Getty Images】

ベレネンセス戦前半10分、ポルティモネンセ復帰後初ゴールをマーク

 ポルトガル1部ポルティモネンセのMF中島翔哉が、現地時間6日のリーグ第11節ベレネンセス戦で今季初ゴールをマークし、2-0の勝利に貢献した。トップ下で躍動したパフォーマンスに対し、現地メディアの採点では、両チームトップの高評価が下され、「フィールドで最高のパフォーマンス」と称えている。

 中島は今夏、2017年から2シーズン過ごしたポルティモネンセへ復帰し、背番号10を託された。10月17日のカップ戦で移籍後初出場を果たすと、リーグ戦では第9節エストリル・プライア戦(0-2)、続くブラガ戦(0-3)と続けて途中出場。今節のベレネンセス戦で、復帰後初先発を果たした。

 4-2-3-1のトップ下に入ると前半10分、待望の復帰後初ゴールを奪う。敵陣左サイドを駆け上がったDFファリ・カンデのクロスをゴール中央で受けると、ワンタッチで相手1人をかわし右足を一閃。鋭いシュートをゴール左へと突き刺し、リーグ戦では18年12月のトンデラ戦(3-2)以来、約3年ぶりの得点を決めた。

 このシーンのほか、後半10分には味方からのパスを華麗なタッチで収め、決定機へ導くなど攻撃を牽引。同38分には絶妙なスルーパスで2点目の起点にもなり、ポルトガルメディア「GoalPoint」はこの試合の選手採点で中島に両チーム最高点となる「7.2」点をつけ、「フィールドで最高のパフォーマンスだった」と称えている。

 2019年にポルティモネンセからカタール1部アル・ドゥハイルへ移籍以降、コンディション不良や怪我に苦しんできた中島だが、ようやく復活の狼煙をあげている。

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