ルーニーがユナイテッドと契約延長へ 中盤の“マエストロ”への変貌も前向き

キャリアをユナイテッドで終えることが濃厚

 イングランド代表FWウェイン・ルーニーにマンチェスター・ユナイテッドとの契約延長の可能性が浮上している。クラブと代表の両方でキャプテンを務め、イングランド代表の歴代最多得点記録も保持する英雄は、“赤い悪魔”でキャリアを終えることが濃厚となっているようだ。英紙「サン」日曜版は「ウェイン・ルーニーは、ミッドフィールドのマエストロとして、マンチェスター・ユナイテッドとの新しい契約にサインする準備を進めている」と報じた。

 現在30歳のルーニーは現時点でユナイテッドと2019年6月末まで契約を結んでいる。来季から就任するジョゼ・モウリーニョ新監督もチェルシー時代にルーニー獲得を狙うほど評価している。ここ10年でのイングランド最高の選手と考えているため、契約延長を指示すると見られている。

 30歳を超えて以前ほどのスピードは失われたが、テクニックは決して錆びつくことなく、得点力も健在だ。それだけではなく、このところは中盤へのコンバートが本格的に進んでいる。ポジション変更によりさらにキャリアが伸びるだろうとも考えられている。現在開催中の欧州選手権でも、センターハーフとして組み立てやチャンスメークで存在感を発揮している。

 

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