名古屋、ルヴァン杯優勝の要因は? 指揮官が語る5つの変幻自在システムと修正力

名古屋グランパスのフィッカデンティ監督【写真:Getty Images】
名古屋グランパスのフィッカデンティ監督【写真:Getty Images】

27日の天皇杯準々決勝でC大阪に0-3、短期間での立て直しを図った名古屋

 名古屋グランパスは30日のルヴァン杯決勝戦でセレッソ大阪に2-0と勝利して優勝を決めた。名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督は試合後、喜びと同時に5つのシステムを試合中に使い分けた戦術を「相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦った」と振り返った。

 名古屋は27日の天皇杯準々決勝でC大阪に0-3と敗れたばかりだった。主将のDF中谷進之介は、セットプレーでの失点を重ねた部分について「正直、天皇杯が終わった後にかなりお叱りを受けまして」と苦笑し、指揮官も「天皇杯で見た姿は、知り合いというか、2年間を一緒にやってきた選手とは思えないようなものだと発破をかけた」と話したが、そこからの立て直しは見事だった。

 この日はスタメンにFW柿谷曜一朗とFW前田直輝を並べたが、C大阪のビルドアップでMF原川力に2トップの背後を使われ出すと、この2人を縦関係にして中央を閉じた。そして、先制した後にはMF長澤和輝を投入して中盤を3枚にし、MF木本恭生を最終ラインと出入りさせながら、最後は明確に5バックにして逃げ切った。

 フィッカデンティ監督はこうした変化について「準備の段階で話すことが中心だが、相手の特徴ややり方への決まり事を作っていった。そういう部分を選手がつなげながらピッチで表現してくれた。取りたい形で点も取れた。リードされると相手のやり方に合わせなければいけなくなる。リードしたので、こちらのやり方でできた。4-4-2、4-2-3-1、4-3-3、そして後ろが4枚で耐えられなくなった時に5-4-1、5-3-2と。相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦った」と話した。

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