柿谷曜一朗、古巣セレッソとの決戦へ胸中告白 「決勝で戦うとは思ってなかった」

名古屋グランパスで活躍するFW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】
名古屋グランパスで活躍するFW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】

名古屋の選手として古巣C大阪とルヴァン杯決勝で激突 「楽しみな試合」

 名古屋グランパスのFW柿谷曜一朗は、29日のルヴァン杯決勝の前日オンライン会見に出席し、古巣セレッソ大阪との対戦に「僕が育った場所だし、名古屋に来なければこの経験はできなかった」と、思いを話した。

 柿谷はセレッソの下部組織から育ち、早くから大きな期待をかけられてきた。アンダー世代の世界大会でも日本代表のエースとして活躍して、必ずしも順風満帆ではなかったが2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)にも出場。スイスでのプレー経験も積んだ。

 そうした中で今季、柿谷はセレッソから名古屋へと移籍した。過去の徳島ヴォルティスへの期限付き移籍や、スイス移籍とは全く意味の違う、同じJ1のクラブへの完全移籍は、双方にとっての大きな出来事だったといえる。その古巣対決が、タイトルにかかった決勝になったことへの思いを柿谷はこう話している。

「決勝が決まった時からワクワクしている。僕が育った場所だし、名古屋に来なければこの経験はできなかった。楽しみな試合になる」

 当然ながらセレッソには旧知のメンバーたちがいる。2017年に同じ埼玉スタジアムでルヴァン杯を優勝した時、柿谷は当然ながらセレッソのユニフォームを着ていた。小菊昭雄監督やセレッソの選手たちとは、下部組織からの絆がある関係性もある。小菊監督については「全てをもう見せましたね。0から100まで」と話す。

 それだけに「僕にとって特別な思いがある選手はセレッソにいる。まさか決勝で戦うとは思っていなかったので、お互いに楽しみな試合になると話している。(小菊監督には)小さい時からお世話になった人なので特別な思いはある。試合が終わった後は話すかもしれないけど、それまでは試合にフォーカスしたい」と、柿谷は話している。

 とはいえ、大きな決断をして名古屋に加入してタイトルに挑むという事実は変わらない。古巣のセレッソが相手ではあるものの「僕にとってセレッソが相手だと意味は変わってくるけど、名古屋グランパスには関係のないことなので、関わる全ての人とタイトルを取りにいきたい。個人がどうというより、準備してきたことを全員で90分やり通すことに集中したい」と、明日の試合への集中力を高めた。

 かつてはセレッソの前線で躍動していた「8番」は、名古屋のユニフォームで同じ番号を背負ってタイトルマッチに臨む。長所も短所も知り尽くした同士のマッチアップも発生しそうなだけに、注目ポイントの1つになるといえそうだ。

(Football ZONE web編集部)


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