インテル、エースFWラウタロと契約延長“140億超”の契約解除条項は削除と海外報道
バルセロナから触手もインテルへ残留、新契約は2026年6月まで、
イタリア・セリエAの強豪インテルは、28日にアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと契約延長したことを発表した。新契約は2026年6月までとされている。
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ラウタロの契約延長に関しては、ポイントになっていたのが契約解除条項だった。バイアウトとも呼ばれるこの条項は、新たなクラブがそこに設定されている金額を移籍金として用意した時に、引き留める術がないことを意味する。
ラウタロはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦で決めた高速ドリブルからのゴールがブレークのキッカケになり、バルセロナから獲得の興味を持たれた時期があった。その際に問題になったのがこの条項で、インテルは契約延長によってクラブ間交渉のできる状態を作ることがラウタロの契約延長に対する課題とされていた。
その点についてイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」はこの契約延長についてのレポートで、「旧契約にあった1億1100万ユーロ(約144億円)の契約解除条項に関しては、新契約では削除されている」と報じた。この点では、インテル側の交渉が実ったと言えそうだ。
昨季はベルギー代表FWロメル・ルカクと前線を組んでインテルのリーグ優勝に貢献したラウタロだが、財政難も伝えられるインテルのエースとしてしばらくイタリアで活躍することになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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