「闘莉王TV」でJ歴代最強ブラジル人イレブンを選出、元柏カレカをFW枠に選出

　1991年の設立以降、Jリーグの歴史を彩ってきたのはブラジル出身のスーパースター。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はJリーグ史上最強のブラジル人ストライカーに、マラドーナの相棒を選出している。

　ブラジル出身の闘将は自身のYouTube「闘莉王TV」でJリーグ歴代最強ブラジル人イレブンを選出。最後の2トップの一角は、テレビの中の英雄だった。

「カレカが凄かったとよく聞く。今まで聞きすぎたからこそ選んでいる」

　闘莉王氏が選んだのは、ブラジル代表60試合30ゴールの記録を持ち、1993年から96年まで柏レイソルで活躍したカレカだった

　チームメイトや先輩からカレカの凄みを散々聞かされてきたという闘将。映像からその凄みはなかなか伝わってこないというが、「簡単にこなしているから凄い」と分析。シンプルなプレーに見せてしまうテクニックを評価していた。

　天才ディエゴ・マラドーナとセリエAナポリで2トップを組んでいたストライカーだけに、「マラドーナも認めているぐらいだから俺が口出せることではない」と闘莉王氏。Jリーグ創世記を彩った柏の英雄に最敬礼を送っていた。