“ヒーロー”三笘薫、両軍最高「9.7」と海外高評価 スーパードリブル弾で衝撃ハット
0-2、1人少ない劣勢で三笘が後半から出場 圧巻3ゴールで4-2勝利の立役者に
ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズのMF三笘薫は、リーグ第11節スラン戦に途中出場し、リーグ戦初ゴールを含むハットトリックを奪う活躍を見せ、4-2の逆転勝利に貢献した。両軍合わせて最高点を与えられている。
スラン戦でベンチスタートだった三笘は、0-2とビハインドを背負い、さらに退場者を出して1人少ないという状況のなかで後半頭から途中出場。すると同10分、ペナルティーエリア(PA)内からグラウンダーのシュートを決め1点を返すと、同点に追いついて迎えた同31分には、味方が高い位置でボールを奪った流れで一気にゴール前へ走り込むと、スルーパスに抜け出し右足で逆転ゴールを流し込む。
さらに後半45分、得意のドリブル突破から独走する衝撃ゴールでハットトリックを達成。ハーフウェーライン左で味方からパスを受けると迷わずドリブルで前進し、対角線上の突破から圧巻の一撃を突き刺して逆転劇を締め括った。
英サッカーデータサイト「Whoscored.com」では殊勲の三笘に対して、両軍最高の「9.7」と高評価。まさにこの日のヒーローとなった日本人アタッカーは、試合後にはファンから大声援を受け、喝采を浴びている。「カオル・ミトマ」の印象を強烈に植え付けたようだ。
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