「想定し得る最悪のスタート」 W杯予選の連勝記録保持の豪州、先制点献上に母国もショック

オーストラリアは前半8分に失点【写真:AP】
オーストラリアは前半8分に失点【写真:AP】

前半8分、ベヒッチの対応ミスから田中にゴールを献上

 日本代表は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリア代表と対戦。前半8分、W杯アジア最終予選で初出場初先発のMF田中碧(デュッセルドルフ)が先制ゴールを挙げた。W杯予選の連勝記録を「11」に更新したばかりのオーストラリアにとっても、このスタートはショッキングだったようで、衛星放送「FOXスポーツ」オーストラリア版は、「想定し得る最悪のスタート」と報じた。

 オーストラリアは前節のオマーン戦(3-1)でカタールW杯アジア予選の連勝を11に伸ばし、今回の日本戦では記録を12に伸ばすこと、そして勝利したことのない日本での日本戦初勝利を目指している。

 そんななか、前半8分に右サイドでMF南野拓実にボールを運ばれると、折り返しがゴール前へ。左サイドバックのDFアジズ・ベヒッチの対応ミスから、田中にボールが渡り、先制点を決められた。

 この早い時間帯のゴールを「FOXスポーツ」オーストラリア版は「『想定し得る最悪のスタート』。オージーの堅守はショックを受け、日本が早い時間帯にリードを奪う」と伝えた。また、速報では「田中碧が先制点を決める。南野拓実による良い持ち運びから、クロスが田中碧に通ると、田中碧は左ポスト際にゴールを決めた」と描写している。

 勢いを持って、この試合に臨んできているオーストラリア。4連勝を目指すサッカールーズの勢いを、日本は抑えて予選2勝目を挙げることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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