イニエスタが三たび“翼くん状態”に… スペイン紙が相手7人に囲まれる瞬間を激写!

前回大会でも同じ構図の写真が撮られ話題に

 そんな「キャプ翼」状態を、イニエスタは過去にも経験している。前回のEURO2012では、グループリーグ初戦のイタリア戦でDFジョルジョ・キエッリーニら5人もの相手マーカーに囲い込まれる写真が全世界に発信され、同第3戦のクロアチア戦でもMFルカ・モドリッチら6人に挟み込まれる写真が話題になった。つまり4年の時を経て、またしても似た構図の写真が撮影されたことになる。

 決勝点をアシストしたイニエスタは、「僕らはこの戦術で成功してきたんだ」とスペインの生命線「ティキ・タカ」の高速パスワークを誇った。イニエスタ自身も徹底マークを受けながらも、正確無比なスルーパスを通し続けた。

 これまで長年“ゴールデンコンビ”を築いてきたMFシャビ・エルナンデスが代表を引退したため、今大会はイニエスタにかかる負担が大きい。それでも貫録を見せつけたイニエスタの、天才ぶりを証明する一枚となったのは確かだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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