【月間表彰】「足を止めないことは大事」 栗原勇蔵×中谷進之介対談…DFが得点することの意味

名古屋グランパスの守備を支えるDF中谷進之介【写真:佐藤彰洋】
名古屋グランパスの守備を支えるDF中谷進之介【写真:佐藤彰洋】

9月のベストディフェンシブプレーヤーは名古屋の中谷進之介を選出

 スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表DFとして活躍した栗原勇蔵氏は9月のJリーグ「月間ベストディフェンシブプレーヤー」に名古屋グランパスの中谷進之介を選出。堅守・名古屋を支える若きDFリーダーに話を聞いた。

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栗原 今日は疲れているところをありがとうございます。初めましてですね。柏レイソル時代に対戦したことはあるんだけど。

中谷 あ、そうでよすね。18、19歳の頃だったのであまり覚えていなくて……。でも、こうやってちゃんとお話するのは初めてなので、今日はよろしくお願いします!

栗原 さっそくだけど、今回は9月の月間ベストディフェンシブプレーヤーに中谷選手を選ばせてもらいましたので、こうやって時間を作っていただきました。

中谷 ありがとうございます!

栗原 名古屋グランパスの堅守を支えているのは間違いなく中谷選手だと思うので、そこを総合的に判断した結果なのですが、守備面で安定しているのはもちろん、それに加えて9月は2年ぶりにリーグ戦でゴールを決めたということで、そのシーンを選出させていただきました。それが、第29節横浜F・マリノス戦の前半12分、セットプレーからのこぼれに反応して決めたゴールです。

中谷 はい、覚えています。

栗原 キム・ミンテ選手の詰めも良かったし、そのシュートのこぼれを中谷選手が決めたわけだけど、センターバック2人の反応がすごくいいなと感じました。見た印象は難しいシュートではなかったかもしれないけど、こういうシーンって実は意外と足を止めちゃうものだし、反応するのが遅くなる選手もいるなかで、すぐに反応できて、しかもきっちりとゴールを決めてしまうところは凄いなと思いました。

中谷 ありがとうございます。ちょうどこの試合の直前に、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で点を取れていたのですが、久しぶりに点を取ると、点を取りたい気持ちがさらに強くなるじゃないですか?

栗原 うん、なるね。

中谷 それで「今日もこれ、来るんじゃないかな」って思ってスタジアムに入ったら、見事に来たので、そういった思いが足を止めずに動けた要因なのかなって思います。

栗原 なんだろうね、あの感覚は。「今日はなんか点が取れそうだな」って日があるよね。キム・ミンテ選手がシュートを打った段階で、もしくは喜田(拓也)選手と絡んだシーンで足を止めていたらゴールは生まれなかったわけで。FWの選手であれば当たり前にできるんだろうけど、ディフェンスの選手はなかなか反応できないので、このシーンを見て、改めて足を止めないことは大事だなと感じました。それに今年は、特にゴールギリギリのところで防いでいるシーンも多く見かけるし、守備面でも足を止めないことは大事ですね。

中谷 僕は栗原さんみたいに身体能力が高い選手ではないので、相手のFWに体で当たるというのはなかなか難しいんです。だから足を動かしたり、最後まであきらめない気持ちだったりは大事にしているところですね。

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