伊王者インテル、サンチェスの代役FW獲得へ レアルとアーセナルから2人に関心と報道
アーセナルのラカゼットとレアルのヨビッチが不満を示したサンチェスの代役候補
イタリア王者のインテルには、来年1月の移籍市場で新たなFWを獲得する動きがあるようだ。先日、チリ代表FWアレクシス・サンチェスが、SNSを通じて出場機会を与えられていない現状への不満を爆発。投稿はすぐに削除されたものの、インテルはサンチェスを放出する考えを固めており、代わりとなる選手の獲得に動くという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
これまでバルセロナ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドでもプレーしてきたサンチェスは、2019年に1年間のレンタル移籍でインテルに加入。翌シーズンの開幕前に完全移籍となり、2023年6月までの2年契約を結んでいた。しかし、現在はシモーネ・インザーギ監督の下で出場機会が限定的となっており、次の移籍市場での放出が濃厚となっている。
サンチェス放出に向けて準備をするインテルだが、その代役に経験のない選手を補強するつもりはないという。そこで、レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ、アーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの2人が候補として挙がっているようだ。
記事では、「ヨビッチは23歳と今も若い。それでも国際経験は豊富で、インテルにとって『理想的な解決策』だ。セルビア人ストライカーは、今季レアルで公式戦6試合に出場したが、計84分間しかプレーしていない」「30歳のラカゼットは、22年で契約が満了を迎えるため、インテルは割安で彼を獲得できる可能性がある。一部報道では、ミランからもオファーが届いていると伝えられている」と、両選手について言及している。
また、インテルは今夏の移籍市場でも獲得に動いていたとされるカリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデスへの関心も持ち続けているようだ。
昨季のチーム得点王であるベルギー代表FWロメル・ルカクの放出もあり、7節終了時点で3位となっているインテル。今後の展開次第では、冬の補強の必要性がより強く叫ばれることになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)