CLで衝撃の番狂わせ レアルが保持率75.6%、シュート31本で1得点…初出場シェリフに敗戦

レアルが初出場シェリフにまさかの敗戦【写真:Getty Images】
レアルが初出場シェリフにまさかの敗戦【写真:Getty Images】

ホームで一方的に攻めるもモルドバ王者にまさかの1-2敗戦

 欧州王者を争うUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、衝撃の番狂わせが起こった。現地時間28日のグループステージ第2節で、13回の優勝経験を持つスペインの強豪レアル・マドリードが、予選1回戦から勝ち上がってきたCL初出場のモルドバ王者シェリフ・ティラスポリに1-2で敗れた。

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 ホームで試合を迎えたレアルだったが、前半25分に先制点を献上。その後は延々と攻撃を続け、後半20分にはフランス代表FWカリム・ベンゼマが、かつての大エースであるラウール・ゴンサレス氏の記録を抜くレアルでのCL史上最多73ゴール目となるPKを決めて同点に追いついた。しかし、同44分にまさかの失点を喫して1-2の敗戦となった。

 スペイン紙「マルカ」は、この試合のレアルがボール保持率75.6%、シュート数31本、枠内シュート11本だったと紹介。一方的に攻めたことが数字からも明らかになっているが、まさかの番狂わせになった。

 また、スペイン紙「AS」では、「この試合中に2回はレアルにPKが与えられるべきシーンがあり、1つはベンゼマの同点ゴールになったが、1つは見逃された」と審判団への批判も展開している。

 レアルのブラジル代表MFカゼミーロは「それがサッカーだ。彼らはゴールに向かって2本のシュートを打ち、2つのゴールを決めた。僕らは20本以上は打った。もっと注意を払わなければならないが、試合に負けることもある。我々は良い仕事をしたし、相手のGKは多くのセーブをした。彼らを祝福しなければならない」と試合後に話したと、両紙とも伝えた。

 サッカー界ではいくつもの番狂わせが記録されてきたが、モルドバからやってきたアウトサイダーが“白い巨人”をサンティアゴ・ベルナベウで破ったこのゲームは、CL史上トップクラスのアップセットとして歴史の1ページを彩ることになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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