エバートン“構想外”のハメス、中東カタール移籍決定 アル・ラーヤンが正式発表

アル・ラーヤン移籍が決まったMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
アル・ラーヤン移籍が決まったMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

完全移籍で契約、元フランス代表DFブラン監督の下で再出発

 イングランド・プレミアリーグのエバートンから中東移籍を目指してカタール入りしたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、首都ドーハのアル・ラーヤンと現地時間22日に完全移籍で正式契約したことが発表された。

 南米アルゼンチンのメディアでは、ハメスが中東行きを決断した理由はエバートン監督としてラファエル・ベニテス氏がやってきたこと。両者は2015-16シーズンのレアル・マドリード時代に「不愉快な出会いと問題を抱えた歴史を持つ」ため、ベニテス監督は新シーズンに対してハメスを完全な構想外の扱いにしたとされていた。

 エバートンは夏の移籍市場でハメスの放出を模索し、ACミラン、セビージャ、ポルトへの売却を試みたが失敗に終わったとされ、欧州の移籍市場閉幕よりも1カ月猶予があり9月30日が締め切り日のカタール行きに動くことになった。

 アル・ラーヤンは、現役時代にフランス代表のセンターバックとして活躍したローラン・ブラン氏が監督を務める。2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)での大活躍から世界的名手としての評判を手にしたハメスは、7月に30歳を迎えた。来年にW杯を開催する中東の地で輝きを取り戻せるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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