悪童スアレスがキレた!コパ敗退危機のベネズエラ戦出場直訴実らず監督に罵声!壁パンチ!ビブス投げ!!

優勝候補ウルグアイがよもやの2連敗

 ウルグアイの悪童ストライカーが温存されたままの連敗にぶちキレた。現地時間10日のコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)でウルグアイはベネズエラ相手に0-1の敗戦を喫した。右太もも裏の故障で欠場したエースFWルイス・スアレス(バルセロナ)がオスカル・タバレス監督に怒声を挙げ、ベンチ内の強化ガラスをたたくなど怒りを露わにする場面があった。

 初戦メキシコ戦を1-3で落としたウルグアイは、FIFAランキング77位のベネズエラに対しても苦戦を強いられた。前半36分に相手エースFWサロモン・ロンドン(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)に先制ゴールを許すと、ウルグアイは攻守にチグハグなまま時計の針が進んでいった。

 この状況にいてもたってもいられなかったのがスアレスだ。今季リーガでは40得点を挙げるなど圧倒的な決定力を見せつけたスアレスだが、5月22日のスペイン国王杯決勝で追った右足太もも裏に故障が発生。代表チームに帯同したものの負傷の状況を懸念したオスカル・タバレス監督は記者会見で、今大会全試合の欠場も示唆していた。

 大会敗退危機にスアレスは立ち上がった。後半35分にウォーミングアップ後、出場を直訴して指揮官に声をかけたものの、タバレス監督は取り合わず。この仕打ちに対して悪童の顔をのぞかせた。タバレス監督に罵声を浴びせると、ベンチ内の仕切り部分である強化ガラスを思い切りパンチ。そして着用していたビブスを投げ捨てるなど、怒りを露わにした。

 

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