悪童スアレスがキレた!コパ敗退危機のベネズエラ戦出場直訴実らず監督に罵声!壁パンチ!ビブス投げ!!

以前は噛み付き事件で世界を震撼

 スアレスは今年のバロンドール最有力候補に挙がるほどの活躍を見せ、バルセロナの二冠に貢献したが、2014年ワールドカップブラジル大会1次リーグイタリア戦ではジョルジオ・キエッリーニの肩に噛み付いた事件で世界を震撼させていた。アヤックス、リバプール時代にも噛みつきの前科のあったエースはチームの危機で出場機会を与えられなかったことで、ダークサイドをのぞかせてしまった格好だ。

 試合は後半終了間際にフリーで抜け出したFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)が立て続けに決定機を迎えたが、シュートは枠をとらえられず完封負け。絶対的エースの穴は埋まらぬまま連敗を喫し、タイムアップの瞬間にグループリーグ突破がほぼ絶望的な状況となった。1分もピッチに立たぬまま敗北を見届けたスアレスとしては、フラストレーションだけが溜まる2試合だったことは間違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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