「これがイブラヒモビッチの膝だ」 手術後3カ月未満での鮮烈プレーに海外紙注目
6月に関節鏡手術を受けたなか、復帰戦のラツィオ戦でいきなりゴールを記録
ACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、現地時間12日に行われたセリエA第3節ラツィオ戦(2-0)で約4カ月ぶりに戦列復帰し、出場後わずか6分で今季初ゴールをマークした。今年6月に左膝の手術を受けてから3カ月足らず、海外メディアも驚異の回復力に脱帽している。
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39歳のイブラヒモビッチは、故障もありながら2020-21シーズンにセリエAで19試合に出場して15得点2アシストと結果を残し、今年3月には5年ぶりにスウェーデン代表にも復帰を果たした。
欧州選手権(EURO)にも出場予定だったが、現地時間5月9日のセリエA第35節ユベントス戦(3-0)で左膝を負傷。6月18日に関節鏡手術を受けて成功したとミランから発表されていた。
イブラヒモビッチはラツィオ戦で4カ月ぶりの実戦復帰。後半15分にポルトガル人FWラファエル・レオンとの交代で途中出場すると、スタジアムは大歓声に包まれる。そのわずか6分後、カウンターからクロアチア代表FWアンテ・レビッチの左クロスに合わせてゴール前のスペースに走り込み、今季初ゴールでリードを2点に広げた。
スペイン紙「マルカ」は、「これはイブラヒモビッチの膝だ。(手術から)3カ月経っていない。昨日、彼はゴールとともに(戦列に)戻った。ドン・ズラタン・イブラヒモビッチ」と公式ツイッターに投稿。手術痕の残る膝の画像を公開し、規格外の回復力と戦力役者ぶりにスポットライトを当てると、海外ファンからも「ただただ驚くばかり」と感嘆の声が上がっていた。