ドルトムントの“天才MF”に因縁のリバプール移籍浮上! 恩師クロップが獲得熱望か

近年負傷に泣かされるシャヒン 12年に半年間在籍した名門に再上陸か

 ドルトムントの主力に、再び引き抜き話が浮上している。トルコ代表MFヌリ・シャヒンが、恩師ユルゲン・クロップの待つリバプールに再移籍する可能性が高まっている。トルコ地元紙「AMKスポール」が報じている。

 記事によると、リバプールはバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの獲得に動いていたが、ゲッツェが残留を希望しているために作戦変更。かつてドルトムントで、クロップ監督が指導した愛弟子獲得にシフトしたという。記事では「クロップ監督はチームにフットボールIQとテクニックをもたらす」と期待。トルコ代表の一員として、欧州選手権を戦うシャヒンの獲得を熱望しているという。

 シャヒンは2005年から11年までドルトムントでプレーし、欧州屈指の天才と呼ばれた。05年には16歳334日でブンデスリーガ最年少出場記録を樹立。10-11シーズンのブンデスリーガ優勝に貢献し、「キッカー」紙選出のブンデスリーガ最優秀選手に選出された。

 11年夏にレアル・マドリードに移籍したが、そこから故障に苦しんだ。1年後にはリバプールへ期限付き移籍したが、ブレンダン・ロジャース元監督から評価されずに出場機会を失った。そして13年1月、ドルトムントに期限付き移籍で復帰。その後も故障に苦しんだが今季終盤戦になった復調し、リーグ戦9試合2アシストを記録している。

 

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