チェルシーとのリーグ開幕戦、後半15分にFWベス・ミードのゴールをお膳立て

　アーセナル女子は現地時間5日、リーグ開幕戦でチェルシーと対戦。激しい点の取り合いの末に3-2で勝利したが、なでしこジャパン（日本女子代表）FW岩渕真奈も決勝点となった3点目をアシストし、英メディアは「超ワンダフルなボールを供給」と伝えている。

　前半14分に先制したアーセナルは、前半終了間際に同点に追いつかれるも、後半4分にすかさず勝ち越し、リードを保って試合を進める。迎えた後半15分だった。

　岩渕が敵陣右サイドからペナルティーエリア内でスルーパスを供給。これに走り込んだイングランド女子代表FWベス・ミードは、飛び出してきた相手GKをかわすと、巧みな切り返しでカバーに来たDFもかわし、がら空きのゴールへシュートを流し込んだ。

　チーム3点目を生んだ岩渕のアシストシーンについて、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は速報で「イワブチがエリア内へ超ワンダフルなボールを供給」と伝えている。

　その後、1点を失ったアーセナルだが、3-2で開幕戦勝利。岩渕は自身のインスタグラムに、「リーグ戦、強敵相手に良いスタートをきれました。個人としてはまだまだですがやり続けるだけ。チームメイトのゴールが上手すぎるのでどっかで映像探して見てみてください」と綴ると、得点したベス・ミードが「マナ、好き！」と反応し、同僚FWケイトリン・フォードも「マナさん！」とコメントしていた。

　今季アーセナルに移籍した岩渕だが、すっかりチームに溶け込んでいるようだ。