練習合流の元スペイン代表FWボージャン、三浦監督&同胞サンペールが見た強みは?

神戸FWボージャン・クルキッチがチームに合流【写真:©VISSEL KOBE】
神戸FWボージャン・クルキッチがチームに合流【写真:©VISSEL KOBE】

隔離期間を経て3日にチーム合流、三浦監督は5日の広島戦帯同には慎重な姿勢

 ヴィッセル神戸は3日、今夏に新たに獲得したFWボージャン・クルキッチがチームに合流して初練習を実施。バルセロナで4年間プレーし、スペイン代表も経験しているストライカーについて、三浦淳寛監督と同胞MFセルジ・サンペールが4日のオンライン会見で語った。

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 30歳のボージャンは、スペインの名門バルセロナの下部組織で育ち、2007年に17歳でトップデビュー。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)らとともに将来を嘱望されるアタッカーとしてキャリアを積んだが、11年に出場機会を求めてASローマへ移籍した。そこからはACミラン、アヤックス、ストーク、マインツ、アラベスと渡り歩き、19年8月にMLSのモントリオール・インパクトに加入し、20年12月末で契約満了となった後は無所属となっていた。

 同時期に神戸入りが決まった元日本代表FW武藤嘉紀、日本代表FW大迫勇也がすでにデビューを飾っているなか、ボージャンは合流が遅れていたが、3日にチームの練習に初参加。イニエスタや元日本代表DF酒井高徳ら新たなチームメートたちと汗を流した。

 三浦監督はボージャンの選手登録はすでに済んでいることを明かしつつ、5日にエディオンスタジアム広島で行われるJ1リーグ第24節サンフレッチェ広島戦(大雨で開催延期)に向けた帯同に関しては慎重な姿勢を示した。

「フィジカルのメニューは隔離期間も積極的にこなしてこれたけど、ずっとグループでのトレーニングはできていない。昨日のトレーニングで随所に片鱗は見えたが、100%ではなく、連れていくか連れていかないか、コンディションの状態はこれからメディカル(スタッフ)とも話す。1日しかやっていないので、正直どうしようと悩んでいる」

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