「アジアでも追い越される」 DF吉田麻也が口にした“危機感”「言い訳できない」

「僕は今でもアジアで一番、日本が強いと思っている」

「日本に帰ってきてコンディションが悪いとか、時差(ボケ)があるとか、相手のほうがコンディションが良いというのは言い訳にならない。それができないなら、そこまでの選手。そうじゃなくて、ここにきているからには日本を背負って戦って、そういう状態のなかでも結果を出すのが、僕たちに課されている使命だと思うので。結果で示すしかない。それは自分が率先して示していかないといけない」

 過去10戦無敗(8勝2分)だったオマーンに、初めて黒星を喫した。吉田は「アジアのレベルが年々上がっていると感じます。ただ、自分たちのレベルも上がっていないといけない。世界(トップ)に近づきながら、アジアでも結果を出せるチームになっていかないと、いつまで経っても、アジアで留まっているどころか、アジアでも追い越される」と、危機感を募らせた。

「それでも、僕は今でもアジアで一番、日本が強いと思っている」と、黒星スタートを切った直後に自身を鼓舞するように語った吉田。続く中国戦で、それを証明できなければ、アジア予選敗退もちらついてきてしまう。

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