ユベントスが争奪戦を制し、フランスの18歳左利きアタッカーをPSGから獲得
ポグバに憧れ、PSGとのプロ契約を拒否してイタリアへ渡る
イタリアの絶対王者ユベントスが、フランスの若き才能の青田買いに成功したという。フランス紙「レキップ」が、パリ・サンジェルマン(PSG)のセカンドチームに所属する18歳とユベントスの契約がまとまり、あとは正式発表を残すのみと報じている。
ユベントスが契約にこぎつけたというフランス人FWジョナサン・イコヌは、1998年生まれの18歳。2015年にはU-17フランス代表の一員としてヨーロッパで優勝し、今季は主にPSGのセカンドチームでプレー。しかし、PSGでのプロ契約を拒否して、憧れのフランス代表MFポール・ポグバが所属するユベントスを選んだという。
プレースタイルは、左サイドでのプレーを得意とする左利きのアタッカーで、トリッキーなフェイントを駆使したドリブルと左足でのシュートが武器だという。
ヨーロッパでは契約に成功したユベントスのみならず、マンチェスター・シティとアーセナルもこの若き才能に着目し、PSGとの契約が切れるこのタイミングでの獲得を目指して争奪戦を繰り広げていたとされている。ユベントス攻撃陣の中ですぐにチャンスをつかめるかは分からないが、同郷の「1億ユーロの男」を追いかけてイタリアに渡ったフランスの若き才能が、どのような成長を見せるかが注目される。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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