PSGとレアルが来夏の移籍市場で火花? マンU契約満了の“ポグバ争奪戦”が勃発か

去就が注目されるマンUのMFポール・ポグバ【写真:Getty Images】
去就が注目されるマンUのMFポール・ポグバ【写真:Getty Images】

PSGがポグバに期待する効果は?

 今夏の移籍市場では、レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが契約満了に伴い、移籍金ゼロでパリ・サンジェルマン(PSG)に加入した。そして今は、PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペのレアル移籍が報じられている。スペイン紙「AS」は、世界的な名手を巡る両クラブの争いは来シーズンも続くと報じている。

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 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、現地時間14日のプレミアリーグ開幕戦でリーズ・ユナイテッド相手に4アシストを記録して、チームを5-1の勝利に導いた。

 2022年6月でユナイテッドとの契約が満了を迎えるポグバは、これまでもレアルへの憧れを公言しており、スペインの首都が移籍先になると見られていた。だが、今夏の移籍市場でラモス以外にも、リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、ACミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマ、そしてバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシをフリートランスファーで獲得したPSGは、来夏も再び移籍金ゼロの選手で戦力補強を目指すようだ。そのターゲットとなっているのが、ポグバとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだという。

 イングランド国内では、PSGが週給60万ユーロ(約7700万円)を用意して、引き抜こうとしたと報じられている。「AS」紙は「PSGは二つの側面でポグバの補強を目指している」として、「PSGの中盤を強化すること。そして、オーナーが拠点をカタールに持っているため、フランスのアイデンティティーが薄れている。そのアイデンティティーを強化し、フランスのファンを惹きつけるため」と、フランス代表をワールドカップ優勝に導いたポグバに期待している点を指摘した。

 ユナイテッドとの契約が満了した際、ポグバは昔から憧れていたレアルを選ぶのか。それとも、より良い条件をオファーするとされるPSGを選ぶのか。来夏の移籍市場も話題に事欠かなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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