ハメス、今夏エバートン退団を希望? 名門ミランが獲得に関心…去就不透明に
エバートン入りの原動力だった恩師が退団、今夏に新天地を求める可能性も
イングランド・プレミアリーグのエバートンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの去就が不透明になっている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、ACミランの興味があることと、エバートンのラファエル・ベニテス監督のコメントを報じた。
ハメスは2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)での大活躍をベースにスペインの強豪レアル・マドリードへステップアップした。カルロ・アンチェロッティ監督時代には活躍を見せていたものの、17年にはバイエルン・ミュンヘンに2年間の期限付き移籍となるも、選手サイドと双方の合意形成がなく買い取りオプションが行使されず。昨季には契約満了に伴い、エバートンに加入していた。
しかし、エバートン入りの原動力だった恩師アンチェロッティ監督はレアル・マドリードの指揮官へ就任したため、チームを去った。そのため、ハメスの状況は再び不安定になり、低調なプレーを続けたシーズンでも何度か俎上に上がったミランからの興味が再び浮上しているという。ミランは、昨季に「10番」を背負ったトルコ代表MFハカン・チャルハノールが去り、レアルからMFブラヒム・ディアスを2シーズン連続での期限付き移籍でチームに加えている。
そうした状況の中でベニテス監督は「彼(ハメス)とは話をしたし、私の考えを知っている。また、彼の代理人とも相談して、全員にとって最善の解決策を見つけたい」とコメント。明らかに放出を視野に入れていることが伺われる。
昨季はプレミアリーグで23試合6ゴール5アシストという成績を残したハメスだが、夏の移籍市場が開いている間に新天地を求めることになる可能性も少なからずありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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