「すべての人々を魅了」 伊東純也、100試合出場をヘンク公式が称賛「非常に危険な…」

ヘンクの日本代表MF伊東純也【写真:Getty Images】
ヘンクの日本代表MF伊東純也【写真:Getty Images】

CL予備選シャフタール戦で大台に到達、伊東は「特別なキャラクターの持ち主」

 ヘンクの日本代表MF伊東純也は、現地時間10日に行われたシャフタールとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予備選3回戦第2戦に先発出場した。試合自体は1-2で敗れ、2戦合計スコアも2-4でヘンクのCL本大会出場は叶わなかったが、伊東個人としてはこの試合でヘンクでの公式戦100試合出場を達成。節目を迎えた伊東について、ヘンクもクラブの公式サイトで同選手のこれまでの功績を称賛している。

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 伊東は2019年2月に柏レイソルから期限付き移籍でヘンクに加入し、同年2月21日のスラヴィア・プラハとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦で欧州での公式戦デビューを飾った。その後すぐに右サイドでレギュラーに定着し、リーグ優勝(18-19)、UEFAチャンピオンズリーグ出場(19-20)、ベルギーカップ優勝(20-21)を達成したチームの中心選手として活躍してきた。

 こうした伊東の活躍について、ヘンクは公式サイトで「ジュンヤ・イトウは2018-19シーズンの中盤にヘンクへやって来て、2月21日のホームでのスラヴィア・プラハ戦で初出場した。ジュンヤが右サイドで確固たるレギュラーとなるまでにそれほど時間はかからず、彼はすぐにDFヨアキム・メーレとともに非常に恐ろしいコンビとなった」と、入団当初の様子をまず紹介。さらに「ジュンヤは、これまで決めた数々のゴールだけでなく、その情熱や加速力、長距離のスプリント力、そして素晴らしいアシストによってすべての人々を魅了してきた。ポール・オヌアチュ、テオ・ボンゴンダともしっかりと連係し、彼らとともに敵にとって非常に危険なトリオを形成している。ジュンヤが昨シーズンで残した数字はとても印象的で、12ゴール16アシストだった」と昨季の個人成績も取り上げながら、昨季ベルギーリーグ得点王のオヌアチュ、同じく昨季公式戦39試合で18ゴール10アシストのボンゴンダとともに、ベルギー屈指のサイドアタッカーであると評している。

 また、ヘンクは「ジュンヤの契約は2023年6月末までとなっているが、さらに長く滞在し続けるうえでの障害はもはや存在しない。ジュンヤは特別なキャラクターの持ち主であり、みんなから好かれているし、彼も我々の下で気分良くプレーしている」とし、伊東が22-23シーズン以降もヘンクに残留する可能性についても触れている。

 今年5月に28歳となり、年齢的には今がキャリアのピークとも言える伊東だが、このままヘンクでさらに実績を積み重ねていくことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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