「2016年度バロンドールはC・ロナウドが最有力候補」 スペイン紙が受賞すべき理由を主張

CL得点王に輝きレアルを優勝に導いたロナウド

 レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドについて、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇の立役者となったことから、年間最優秀選手に贈られるバロンドールの2016年度の最有力候補であると、スペイン紙「マルカ」が大々的に見出しを打ち出している。

 ロナウドは5月28日のCL決勝でゴールは奪えなかったものの、1-1で迎えたPK戦では5番目のキッカーとして勝利を決めるシュートを決め、レアルに11度目の欧州制覇を手繰り寄せた。大会を通しても16ゴールと、2位のバイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レバンドフスキの9ゴールを大きく引き離し、得点王に輝いた。

 リーグ戦でも得点王こそバルセロナFWルイス・スアレスに奪われたものの、35ゴールで2位に君臨し、公式戦51ゴールを記録。6年連続で50ゴールをマークしたのは、歴史上でロナウドたった一人という偉業を達成している。

 記事の中では、バルセロナの選手、特に欧州最多得点王の称号であるゴールデン・シューを獲得したスアレスでも偉大な記録を打ち立て続けるロナウドには及ばないとし、バロンドール受賞者はあくまでもその年の最も重要な大会で、個人の力をいかんなく発揮した選手に贈られるべきものだと主張している。

 

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