仏紙が選ぶ「今季CLベスト11」 決勝進出のマドリード勢は各2人選出、メッシやネイマールは選外

権威ある「レキップ紙」が特集 4-2-4の超攻撃的布陣を採用

 レアル・マドリードの優勝で幕を閉じた今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)について、フランス紙「レキップ」が大会ベストイレブンを選出している。決勝に進出したマドリード勢からはそれぞれ2名が選出されたものの、バルセロナからはウルグアイ代表FWルイス・スアレスのみの選出となった。

 「レキップ」紙とCLの因縁は深く、前身のヨーロッパ・チャンピオンズカップは同紙の記者を務めていたガブリエル・アノの発案とされている。その「レキップ」紙が選出した今季のベストイレブンは、4-2-4という超攻撃的布陣となった。

 4トップのFW陣は、バルセロナのFWスアレスの他、決勝戦でのPK失敗に泣いたアトレチコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマン、PK戦で勝負を決めるキックを成功させたレアルのFWクリスティアーノ・ロナウドに加え、ヴォルフスブルクのFWユリアン・ドラクスラーが選出された。アトレチコに準々決勝で敗退したバルセロナのFWリオネル・メッシやFWネイマールは選外となっている。

 実際に試合を行うならば、超人的な働きが要求される2人のMFは、ユベントスのMFポール・ポグバとバイエルン・ミュンヘンのMFチアゴ・アルカンタラが選ばれた。この両チームは決勝トーナメント1回戦にあたるラウンド16で対戦し、2試合とも2-2の同点に終わり、延長戦までもつれ込む壮絶な死闘を繰り広げた。最終的にバイエルンがベスト8に進出したが、180分プラス延長戦の戦いは、2試合トータルとして今大会のベストバウトとの呼び声が高い。

 

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