アンチェロッティ監督に秘策!? レアルMFアザール復活のための“3つのキーワード”
レアル加入後、最高の状態でチームに合流 「自由」「守備」「ダイエット」が鍵
レアル・マドリードは2020-21シーズン限りでジネディーヌ・ジダン監督が退任し、かつて指揮を執ったカルロ・アンチェロッティ監督が復帰した。選手の再生に定評のあるイタリア人指揮官の下、復活が期待されるのがベルギー代表MFエデン・アザールだ。レアル専門メディア「Defensa Central」は、アンチェロッティ監督がアザール復活のために用いる3つのキーワードを紹介している。
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2019年に移籍金1億ユーロ(約129億円)でチェルシーからレアルに加入したアザールだが、過去2シーズンは度重なる負傷に悩まされ、本来の活躍ができていない。かつてバロンドールの受賞候補にも挙げられていたアタッカーの再生に向けて、アンチェロッティ監督は、プランができているという。その3つのキーワードは、「自由」「守備」、そして「ダイエット」だという。
記事では、「アンチェロッティ監督は、ピッチ上でアザールに自由を与える。アザールは、前線で好きなポジションをとって仕掛けることが許される」としている。そして、「守備」については「守備面においても、『自由』な動きが許される。前線での爆発力を失わないために、彼には長距離を走って守備をする役割は課されない」と、守備を免除する方針だという。
ピッチ内では要求の少ないアザールだが、ピッチ外での要求は厳しくなるようだ。3つ目の「ダイエット」が、それにあたる。「好きなエリアでプレーでき、多くの守備の役割を与えられないが、犠牲は求められる。それはダイエットから始まる」とし、「常に良いコンディションを保ち、負傷を回避するためにも、クラブドクターやフィジカルトレーナーが1年を通じてダイエットを求める」としている。
休暇を終えたアザールは、レアルへ移籍してから最も良い状態でチームに合流したという。レアルのファン・サポーターは、加入3年目にして、ついに本来のアザールを見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)