“欧州2位”の立役者シメオネ慰留に動くアトレチコ ビッグネーム獲得が闘将引き留めの必須条件か

ベンフィカからガイタン獲得が決定も…

 シメオネ監督が現役時代にプレーし、現在は日本代表DF長友佑都が所属するインテルなども候補に挙がるなか、同紙ではアトレチコのフロントがレアルやバルサ、そして豊富な資金力を持つマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンなどと競い合える陣容を指揮官に保証することが、引き留めの条件になるとしている。

 そうしたなかで獲得第1号となったのが、今季ベンフィカのナンバー10を背負ったアルゼンチン代表MFニコラス・ガイタンだ。10番を背負い、チームのCL8強進出に貢献した28歳のアタッカーの実力は申し分ないが、闘将がさらなる補強をクラブに要求することは否定できない。

 “チョリズモ”と呼ばれる徹底的な規律を叩き込むアルゼンチン人指揮官の去就は、クラブにとって死活問題となるだけに、オフシーズンもアトレチコの闘いは続くことになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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