「皆さん、お疲れ様でした」 スウェーデン女子GK、五輪村ボランティアの“笑顔写真”投稿で感謝

スウェーデン女子代表のGKヘドヴィグ・リンダール【写真:Getty Images】
スウェーデン女子代表のGKヘドヴィグ・リンダール【写真:Getty Images】

スウェーデンGKリンダールが五輪村の洗濯ボランティアに感謝でファンも感動

 スウェーデンは東京五輪女子サッカーのグループリーグで、全12カ国中唯一の3連勝による首位通過で決勝トーナメント進出を果たした。7月30日には、E組3位の開催国・日本との対戦となるが、GKヘドヴィグ・リンダールは自身の公式インスタグラムに、オリンピック村でアスリートたちを陰で支えるボランティアの写真をアップし、感動を呼んでいる。

 FIFAランキング5位のスウェーデンは、前回の2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得。19年女子ワールドカップ(W杯)では3位と、近年の国際大会でコンスタントに好成績を残してきた。

 そして今回の東京五輪に向けては福岡で事前合宿を実施し、21日に東京スタジアムで行われた開幕戦でFIFAランキング1位の“絶対女王”アメリカに3-0と快勝。勢いに乗ったチームは、24日に埼玉スタジアムで開催された第2戦でもオーストラリアを4-2で破り、2連勝でベスト8進出を決めた。そして27日に宮城スタジアムで行われたニュージーランドとの第3戦にも2-0で勝利し3連勝、9得点・2失点という充実した内容で首位通過を決めている。

 その最初の2試合でゴールを守ったのが、守護神リンダールだ。アメリカを無失点に抑えると、点の取り合いとなったオーストラリア戦では後半に相手のPKを気迫のセーブでストップし、勝利に導いた。第3戦はベンチ外で“休養”となったが、チームとともに宮城へ移動。そして、埼玉スタジアムで行われる準々決勝の日本戦のために、再び東京のオリンピック村に戻ってきた。

 リンダールは自身のインスタグラムに「(代表活動)21日目:私たちはオリンピック村に戻り、昼夜を問わずすべてのアスリートの洗濯を手伝うこの素晴らしい人々のグループに戻ります。 オリンピックの素晴らしいスタッフとボランティアの皆さん、お疲れ様でした。今日も彼らは残業をしてみんなを助け、『終電で帰れれば大丈夫』と言った」と綴り、笑顔のボランティアスタッフたちの写真とともに、やりとりの一端を明かした。

 これには、「投稿ありがとう」「あなたは日本人の心を癒してくれた」といったコメントが寄せられ、感動を呼んでいる。

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