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岡崎に定位置争いで敗れたクロアチア代表FWが完全移籍 ホッフェンハイムでキャリアを再生
大きな期待に応えられずブンデスへ
レスター・シティが、クラブ史上最高額の移籍金900万ポンド(15億円)で獲得したクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチをドイツ1部ホッフェンハイムに完全移籍で放出することが決定した。レスターの公式サイトで発表している。
クラブはこう声明文を発表している。
「クラブは、未来のアンドレイの成功を祈りたい。彼はレスター・シティに関わる全ての人間の祈りと共に移籍することになりました」
レスターは、2015年1月に24歳のクラマリッチをクロアチア1部リエカから争奪戦の末、クラブ史上最高額の移籍金で獲得。移籍初年度はリーグ13試合に出場したが、今季はイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと、日本代表FW岡崎慎司にポジション争いで敗れ、フラストレーションを募らせていた。クラウディオ・ラニエリ監督も移籍を勧め、今年1月にホッフェンハイムに期限付きで移籍。リーグ15試合5得点と活躍し、残留に貢献していた。
欧州選手権フランス大会に臨むクロアチア代表にも招集されるなど、ホッフェンハイムでキャリアを蘇生させようとしている。奇跡の優勝を成し遂げたレスターの祝福と共に、ブンデスリーガで飛躍を目指すことになる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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