「あまり効果的ではない」 リバプール南野、英メディアが指摘した“改善すべき点”とは?
フィルミーノと比較しつつ、フィジカル面やタックル成功率の課題に言及
日本代表MF南野拓実は今季、リバプールに加入後3シーズン目を迎える。現在はオーストリアで行われているプレシーズンキャンプに合流しているが、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は、「南野拓実はリバプールでの役割を果たす準備ができていることを示しているが、彼は修正すべき点が一つある」と指摘されている。
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南野は昨季、冬の移籍市場でリバプールから同リーグのサウサンプトンへ期限付き移籍。現在はレンタルバックでリバプールに戻り、プレシーズンキャンプに合流している。
新シーズンに向けた準備が進むなかで、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は「南野拓実はリバプールでの役割を果たす準備ができていることを示しているが、彼は修正すべき点が一つある」と見出しを打ち、問題点を指摘している。
「彼は昨シーズン90分当たりのゴール平均が0.27で、あまり良い数字ではないが、ロベルト・フィルミーノの0.29よりわずかに下回っているだけだ」と、主力FWであるフィルミーノとのゴール数に大差がないことに触れつつ、他の改善点を挙げている。
「南野が改善しなければならない点の一つは彼のフィジカル面だ。南野は上半身の力が不足しているため、地上や空中戦でのデュエルがあまり効果的ではない。昨年彼が直面したドリブルに対するタックル成功率はわずか3.6パーセント。この数字は攻撃的ミッドフィールダーのなかでは非常に低い値である。それに比べてフィルミーノのタックル成功率は31.6パーセントである」と南野のフィジカル的な問題や、1対1でのデュエル勝利数について修正点を指摘している。
南野については、サウサンプトンが再獲得を目指しているとの報道がある一方で、ユルゲン・クロップ監督の構想に入っており、ドイツ人指揮官は残留を望んでいるとも伝えられていた。南野の去就は今後、どのような進展を見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)