百戦錬磨のバルサ右SBにユベントス移籍急浮上! 伊王者の”引き抜き第一弾”は成功か

国王杯決勝の時点でアウベスの3年契約での移籍が合意と、地元メディアが報じる

 セリエA5連覇中のユベントスが、バルセロナから引き抜きラッシュを進めている。アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノに続き、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスと3年契約で合意に達した可能性が浮上している。スペイン地元紙「スポルト」など地元メディアが一斉に報じている。

 アウベスは2008年にセビージャからバルセロナに移籍。今季国内二冠に貢献したことで、キャリアでの優勝回数がフットボール史上3位となる31回に達していた。

 アウベスは契約時の条項で、6月5日までなら移籍金ゼロでバルサから離れることができる条項が含まれている。ユベントスとの交渉は1カ月前にスタートしており、国王杯決勝セビージャ戦の時点ではすでに完了していたという。

 一方、バルセロナは年俸800万ユーロ(約10億円)という高額年俸を手にしている33歳のベテランを、チーム予算の関係から慰留せず。代役は2015年にセビージャから獲得したスペイン代表DFアレイクス・ビダルが濃厚だが、スポルト紙は「ルイス・エンリケはビダルを信頼していないため、右サイドを補強する必要がある」とレポートされている。

 マスチェラーノもユベントスと3年契約で合意に達したとレポートされている。昨季三冠、今季は国内二冠を達成するなど黄金時代を謳歌するバルサだが、百戦錬磨のベテラン2人がユーベに同時に引き抜かれたとなれば、来季は大きな転換期になりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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