アーセナルが移籍金48億円でジャカを獲得 ベンゲル監督「我々にクオリティをもたらす」

23歳にしてボルシアMGで主将を務めた期待のボランチ

 アーセナルがボルシアMGのスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得合意を発表した。7月1日からの長期契約で、英衛星放送「スカイ・スポーツ」などの地元メディアは、移籍金はクラブ史上3位となる3000万ポンド(約48億円)と発表している。

 アーセン・ベンゲル監督は、スイス代表41試合出場の23歳のボランチについて絶賛している。

「エキサイティングな若い選手だ。すでにUEFAチャンピオンズリーグとブンデスリーガで十分な経験を積んでいる。長い間視察していた選手で、我々のスカッドにクオリティをもたらす。ユーロ2016でのスイス代表の躍進を祈っている。アーセナルに来季歓迎できることを心待ちにしている」

 公式サイトでこう声明を発表している。アーセナル史上最高額の移籍金は2013年にレアル・マドリードから獲得したドイツ代表メスト・エジルで60億円。2位はバルセロナから獲得したチリ代表FWアレクシス・サンチェスの53億円。それに次ぐ移籍金となっている。

 23歳にしてボルシアMGのキャプテンを務めていたリーダーシップの持ち主であるジャカは、ボール奪取能力に加え、ブンデスリーガで85.3%という高いパス成功率を誇る万能型のボランチ。「アーセナルに加わることができてとても誇らしい。ロンドンへの引越しが待ちきれない。プレミアリーグを代表する特別なクラブでプレーできる。アーセナルのトロフィー獲得とファンに喜びを与えるために全力を尽くしたい」との声明を発表し、意気込みを見せていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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