バルサ守備陣の要マスチェラーノがユベントスに電撃移籍か 3年契約で基本合意と地元紙報じる

今後は移籍金交渉へ ユベントス側は本人が希望する中盤での起用を確約

 バルセロナの守備の要であるアルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノが、イタリア王者ユベントスと来季からの3年契約で基本合意に達したと、スペイン地元紙「スポルト」が報じている。

 マスチェラーノは2010年からバルセロナで活躍し、公式戦281試合に出場。優れた人格者で、今季のバルサのキャプテン4人のうちの1人に選ばれていた。ユベントスはバルサ以上の年俸を支払うことに加え、マスチェラーノ自身が希望している中盤での起用を確約しているという。

 ユベントスはイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが左膝の故障で11月まで戦線離脱が確定しており、ドイツ代表MFサミ・ケディラも故障が重なっており、中盤の補強に動いていた。

 バルサは今後、ユーベと移籍金の交渉に突入することになる。バルサにDFリーダーを売却する意思はないとレポートされているが、仮に移籍となればメッシ、スアレス、ネイマールの「MSNトリオ」を筆頭とした強力なアタッカー陣を支える最終ラインの要を失うことになり、今季の国内二冠王者にとって痛恨の事態となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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