ホンジュラス戦で見えた“堂安依存” 久保と左サイドハーフが果たすべき役割は?

2ゴールを決めた日本代表MF堂安律【写真:Getty Images】
2ゴールを決めた日本代表MF堂安律【写真:Getty Images】

ホンジュラス戦では久保、三好ともにミスが散見され、堂安頼みの形を露呈

 森保一監督率いるU-24日本代表は12日、キリンチャレンジカップで同じく東京五輪に出場するU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利した。チームの生命線である2列目には、10番のMF堂安律(PSV)、MF久保建英(レアル・マドリード)、MF三好康児(アントワープ)のレフティートリオが先発出場したが、2ゴールと結果を残した堂安への依存度の高さが顕著なゲームとなった。

 ホンジュラス戦では、堂安と久保に続く2列目の残り1枚には、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場組のMF相馬勇紀(名古屋グランパス)とMF三笘薫(川崎フロンターレ)の合流が遅れたこともあり、三好をスタメン起用。前半12分に堂安の落としを拾ったFW林大地(サガン鳥栖)の展開から久保が折り返して三好がポスト直撃シュート、同30分にはショートカウンターで堂安、久保、三好が高速ユニットで敵陣に迫るシーンはあったが、三好はボールロストも多く、3人の連係はそこまで効率的ではなかった。

 現チームにおいて、堂安と久保は流動的にポジションチェンジするなど、感覚で呼応し合える攻撃の中心だ。ただ、ホンジュラス戦においては、何度かチャンスに顔を出していた久保もミスが散見され、堂安にボールが入らないとチーム全体のギアが上がらなかった。序盤は堂安を厳しくマークしていたホンジュラスは、徐々に寄せが甘くなってスペースが空いたが、17日のU-24スペイン代表、そして東京五輪のグループリーグで対戦するメキシコやフランスのような強豪が相手となれば、同じようにはいかないだろう。堂安の中では、右サイドから攻める時はチャンスメーカー、左サイドから攻める時はフィニッシャー、と役割の差別化を図っているという。

「右サイドで組み立てる時は、(酒井)宏樹くんと僕と(久保)建英の関係で右サイドを攻略するというのは考えている。右サイドで崩してシュートまでいくのは難しい。逆に、左サイドから攻略してくれそうな時は2点目の時みたいに、あまり仕掛けのところには入り込まず、最後に怖いところに一発入ってやろうと思っている。ここぞという時に決めきれる選手が必要なので」

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