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“裏切りの主将”がドルトムント最終戦で遺恨残す 途中交代の理由を巡り指揮官と衝突
移籍先のバイエルンとのDFB杯決勝に臨んだフンメルス 後半途中にピッチを退く
来季宿敵バイエルンに移籍するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、21日のDFBポカール決勝での途中交代の理由を巡って、トーマス・トゥヘル監督と衝突していることが明らかになった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
バイエルンとの決勝を前に、対戦相手である宿敵への移籍が発表されていたキャプテンは、ドルトムントサポーターから厳しい洗礼を受けた。決戦の舞台となったベルリンのオリンピック・シュタディオンのスタンドでは、サポーターがフンメルスの名前が入ったバイエルンのユニホームをポールに吊るし、焼き払う衝撃的なシーンが展開された。
移籍先を相手にした頂上決戦に先発出場したフンメルスだが、後半33分に足の痙攣により交代となった。その後ゲームはスコアレスのままPK戦に突入し、ドルトムントは3-4で惜敗した。日本代表MF香川真司は1人目のキッカーとしてシュートを豪快に決めたが、ソクラティス、ベンダーというDF陣がミスをして苦杯を嘗めた。
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